農家的お届け野菜のオススメ保存法
春になって気温が上がってくると、野菜の足も早くなります。今日お届けの野菜宅配から「業務用鮮度保持袋」というビニール袋に入れています。
「鮮度保持袋」は各社から発売されていますが、一般的に植物の老化ホルモンであるエチレンガスの放出を抑え、青果物の鮮度を保つという仕組みのようです。
野菜宅配が届いたら、袋のままガバッと野菜室に入れられるのも便利かなと思っての試みです。よかったらご感想をお願いします。
野菜の保存法はググると色々出てきますが、農家的にお伝えしたいのは
「野菜は畑にある状態が一番自然である」という事です。
なので輸送のストレスを最小限にして、畑にある状態で保存するのが一番ですが、大根もネギも立てて保存する訳にもいきません。
あと、個人的には保存するにも使う時に使いやすくないと面倒に感じてしまうんですね。
農家的・個人的に「面倒でなく」「使い時使いやすい」つまりズボラ!オススメの保存法がこちらになります。
野菜は調理する時に洗うのがオススメ
洗う時に細かな傷がついて、そこから痛むので土付き保存がオススメです。人参・里芋・さつま芋などの根菜は特に。でも葉物などは洗っておくと調理の時は便利ですよね。ほうれん草と小松菜はまとめて水につけ置き洗いして鮮度保持袋にばさっと入れておくのも便利。色々お試しください!
カブ、大根は葉っぱを切って
葉っぱから水分が蒸発するのを防ぐため、出来るだけ早く葉っぱを切って鮮度保持袋に入れ冷蔵保存してください。大根葉はじっくり炒める、カブの葉は茹でる下処理がオススメです。
ケールは丸ごと冷凍に
高栄養で人気の野菜ケールは洗って丸ごと冷凍すると、手で細かくフレーク状になります。サラダやお味噌汁など何にでもトッピングに使えます。冷凍しても味が落ちないのも嬉しい所です。
人参・里芋・さつま芋、根菜は常温保存ですが
気温が高くなると人参は芽が出てきますので、出てきたら冷蔵庫で保存してください。常温保存の時はビニール袋の口を開けて湿気がこもらないように。
また、お届け野菜の保存法はおしらせしますね!
この時期、コロナ対策でお買い物が大変な方もいらっしゃるかと思います。せっかくお家に野菜が届いたのなら無駄なく長く、美味しく食べきっていただけると嬉しいです。